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イタリアの地方都市を舞台に、高校生3人の友情と恋、その大切な絆や未来を自ら破壊してしまう青春の残酷さを描いた本作は、イタリアでスマッシュヒットを飛ばし、ヨーロッパ各国の映画祭で観客賞を席巻!個性豊かなファッションとレディー・ガガの『ボーン・ディス・ウェイ』をはじめとしたヒット曲が満載の音楽にも注目!新旧ポップカルチャーの融合が鮮やかにストーリーを彩ってゆく。
監督に『ミラノ、愛に生きる』、『あしたのパスタはアルデンテ』などの脚本を務め、ストーリーテリングには定評のあるイヴァン・コトロネーオ。アメリカで実際に起きた殺人事件に衝撃を受け、自ら執筆した原作を映画化。2016年イタリア・ゴールデングローブ賞最優秀脚本賞を受賞。3人の魅力的な若手俳優たちを通して“今を生きる若者たち”へメッセージを送っている。
イタリア北部・ウーディネ。スターを夢見るロレンツォは、愛情深い里親に引き取られ、トリノからこの町にやって来るが、奇抜な服装で瞬く間に学校で浮いた存在に。クラスのはみ出し者だったブルーとアントニオと意気投合し、3人で友情を育んでいくが、ロレンツォのある行動がきっかけで少しずつ歯車が狂い始める――。
1997年4月15日、オーストリア、ウィーン生まれ。インドネシア人の父とオーストリア人の母を持つハーフ。3歳のときにイタリア、トリエステに移住。演劇のワークショップに通っていた経験があり、今作が映画初出演。現在はローマ大学哲学科に在学。
1996年6月16日、イタリア、ローマ生まれ。高校在学中に演技の勉強を始め、テレビドラマに出演するようになる。その活躍が本作の監督の目に留まり出演が決定。本作の後に出演した、テレビドラマ『La Porta Rossa』(16)で人気急上昇中。
1992年2月5日、イタリア、ミラノ郊外生まれ。チネチッタ国立映画実験センター演劇科在学中の2012年より舞台を中心に活動を始める。2015年よりTVドラマ『Solo per amore』 に出演し、本作が映画デビューとなった。その後、短編『Rock My Trumpet』(17/未),『Non c’e campo』(17/未)に出演。
1965年9月5日、イタリア、ミラノ生まれ。映画やTVドラマなど幅広い活躍を続けている俳優。主な出演作は、短編『Ombre』(12/未)、第67回ヴェネツィア国際映画祭ではコンペティション部門で上映された『バーニーズ・バージョン ローマと共に』(13)。本作で、ゴールデンCIAK賞2016助演男優賞にノミネート。
1975年4月29日、イタリア、ヴェネト州パドヴァ出身。主な出演作は、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で、史上最多の10部門を独占した話題作『湖のほとりで』(09), イタリアで実際に起きた未解決爆破事件が題材のサスペンス『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』(13)。
1987年8月7日、イタリア、ローマ出身。主な出演作は、『ヘヴン』(03), 『ジョルダーニ家の人々』(12)、巨匠エルマンノ・オルミ監督の『緑はよみがえる』(16),第30回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で上映されたタヴィアーニ兄弟監督作『レインボウ』(17)。
1968年2月21日、イタリア、ナポリ出身。映画監督のほかに、作家・脚本家としても活躍。1992年に国立映画実験センター脚本科を卒業の後、1997年より映画の脚本を書き始める。その傍ら、1999年には小説を執筆、2003年からはテレビドラマの脚本を書き始めるなど多ジャンルでその才能を発揮。脚本家として、ルカ・グァダニーノ監督の『ミラノ、愛に生きる』(09)、マリア・ソーレ・トニャッツイ監督の『はじまりは5つ星ホテルから』(13)。また、『あしたのパスタはアルデンテ』(10)がダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞において13部門にノミネートされたことで注目を浴びる。その後の作品に、イタリア映画祭2016で上映された『私と彼女』(15)がある。監督作は、イタリア映画祭2012にて上映された『ポケットにはクリプトナイト』(11)、『不完全ママのクリスマス』(13/未)。監督3作目となる本作では、イタリア・ゴールデングローブ賞2016最優秀脚本賞受賞、ゴールデンCIAK賞 2016脚本賞にノミネートされるなど高い評価を得た。
◯  この映画が生まれた経緯は?
本作は、08年にアメリカで実際に起きた“ラリー・キング殺人事件”※1の記事をもとに、私が執筆した小説「UN BACIO」を原作としています。ここ数年で、この本が多くの学校で紹介され、沢山の生徒たちと出会い、彼らは私に自らの経験を語ってくれました。そして、思春期に特有のこのテーマを早急に映画化するべきだと強く感じました。
※1 08年2月、15歳のラリー・キングが、14歳の同級生ブランドン・マキーナリーにピストルで撃たれて死亡したヘイトクライム(社会的マイノリティーへの憎しみに基づいた犯罪)。ラリーがブランドンへの好意を表明したことが事件の引き金にもなっている。
◯  コトロネーオ監督が問いかけるもの―
本作は、普遍的なイジメや差別がネットやSNSの登場により、さらに深刻で過酷な状況へといかに子供たちを陥らせているかをリアルに映し出す。せっかく友情を得て輝き始めた3人の、青春の幕開けから一転、取り返しのつかない事件を引き起こしてしまう。10代の危うい感性や心の闇、衝動が遂に爆発するこの衝撃的な結末を、貴方はどう受け止めるか――。
恋や性への目覚め、それに対する過度な期待、若く無知ゆえに受ける被害や傷、戸惑いや恐れから暴力や自棄に走る衝動を、なぜ周囲や、社会、大人はいつまでも止められないのか。 イタリアでは06~10年にLGBTの308人が何らかの事件に巻き込まれ、そのうち37人が亡くなり、194人が重傷を負ったという。その事実も、本作を作る動機になったと監督は語る。
1958年12月9日、イタリア、ミラノ出身。1983年にカメラマンとしてのキャリアをスタート。撮影を手掛けた作品は、『トスカーナの贋作』(11)、『ある海辺の詩人』(11) 、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(13)、『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』(15)など。本作では、ゴールデンCIAK賞 2016 最優秀撮影賞受賞。また、イタリア・ゴールデングローブ賞2016撮影賞にノミネート。
Il tour di Un bacio in una clip

"Il film di Cotroneo racconta con leggerezza e allo stesso tempo profondità temi di attualità come il bullismo, l'omofobia e le situazioni di disagio che vivono in alcune occasioni i nostri ragazzi. Lo fa mostrando anche il lavoro della scuola, degli insegnanti, le fatiche e le difficoltà quotidiane nell'affrontare i problemi dei ragazzi. È un film che parla a tutti: ai docenti, alle famiglie, ai giovani. Mi piacerebbe fossimo anche noi promotori della sua proiezione fra i ragazzi perché penso che questa sia un’occasione per farli riflettere da vicino sulla loro vita e sulle esperienze che fanno". Ministro Stefania Giannini Per organizzare una proiezione di Un bacio scrivere a info@indigofilm.it

Un bacio - Il filmさんの投稿 2016年5月4日(水)
イタリアでの公開前の2015年10月から公開後の2017年1月までの間に、監督と主役の3人をはじめとしたスタッフ・キャストがイタリア全国を回り、約3万人の高校生を対象にしたティーチイン付き上映会をする活動(UN BACIO EXPERIENCE)を実施。「アンチいじめ」「未来」そして「友情は君を救う」をキーワードに活動を行い、困った時の緊急連絡先なども紹介していた。
地域 都市 劇場名 公開日 前売券
北海道・東北 北海道 シアターキノ 上映終了
  宮城 フォーラム仙台 上映終了
  山形 フォーラム山形 9月28日  
関東 東京 シネマカリテ 上映終了
  東京 アップリンク渋谷 上映終了
  東京 吉祥寺ココマルシアター 上映終了  
  神奈川 シネマ・ジャック&ベティ 順次公開  
  埼玉 川越スカラ座 上映終了  
  栃木 宇都宮ヒカリ座 11月17日  
中部・北陸・甲信越 愛知 センチュリーシネマ 上映終了
  長野 東座 順次公開  
  富山 ほとり座 上映終了  
関西 大阪 シネ・リーブル梅田 上映終了
  京都 京都シネマ 公開中  
中国・四国 徳島 ufotableCINEMA 上映終了  
  愛媛 シネマルナティック 上映終了  
九州・沖縄 佐賀 シアターシエマ 上映終了  
  大分 別府ブルーバード劇場 上映終了  
  鹿児島 ガーデンズシネマ 10月13日  
「君の名前で僕を呼んで」が古い絵葉書のようにきれいだとしたら、「最初で最後のキス」には現代の若者の夢と現実が痛いほどリアルに詰め込まれている。とくに最後は痛すぎるんじゃないか――かなり前から結末が予想できてしまうだけになおさら。いや、その痛さこそが、絵葉書にはないこの映画のアクチュアリティなのだ。
浅田彰
批評家
「思春期は多感な時期」って言うけれど、美しいことも醜いことも「初体験」だらけ。だから選択肢は多くなくて、多感ではいられなかった。自分たちの指向も思考も嗜好も多種多様なのに、自由度は小さい。そう思い込んでいた10代。だから結末がこんなに衝撃的なんだ。
東ちづる
女優
きっとあなたも居た風景。でも、もしかしたら見逃していたかもしれない風景。儚く、揺れ動く青春時代。カラフルになりたいのに、侮蔑の視線が暴力になる。あなたはスクリーンに、どのような視線を送る?シアターを後にした後は、隣人にどのような視線を?
荻上チキ
評論家・ラジオパーソナリティー
こんなにも切なく、いとおしいキスを見たことがない。
かずえちゃん
YouTuber
ティーンだったあの時代。私たちは理不尽な事や人たちと、どうやって折り合いをつけていたんだろう。目の前の絶望や悲しみを、どうやり過ごしていたんだろう。青春時代の「痛み」に向き合う機会を、この映画はもたらしてくれる。
シトウレイ
ストリートスタイルフォトグラファー/ジャーナリスト
「お前ホモでいいよな。不幸だから」と妬まれたことがある。人は、"持ってない”ことに不安を感じ、"持ってる人”を理不尽に攻撃することもある。そんな世界を平気でサヴァイバルしていくには、勇気と知識が必要だ。
橋口亮輔
映画監督
はぐれた青春はパズルのピース。複雑なカタチこそ結ばれる力は強く、誰とも合わないはずの尖ったココロは、転がりながら、その光と闇を描き出す。
ブルボンヌ
女装パフォーマー
無知の方が人生を幸せと感じる事がない。差別や偏見は無知から来て、周りを不幸にしてしまう。個人の謙虚さとオープンマインドは皆の人生を楽しく、明るく、元気よくする鍵である。
ベリッシモ・フランチェスコ
タレント・料理研究家
近いのに遠いとか、正しいとか間違ってるとか、好きとか嫌いとか、対立がぶつかる時に生まれるものを捉えようとする冷静な視点が突き刺さる。やはり映画とは言葉にならない感情を伝えられる表現なのだ。
松江哲明
ドキュメンタリー監督
私の友人はロレンツォみたいな男の子が沢山いるので感情移入しやすい映画だった。ヒロイン、ブルーとロレンツォのあの感じがリアルに伝わってくる。そこにもう一人の男の子。不器用な青春って本当こういう感じ。
まつゆう*
クリエイター/モデル
「若者たちよ、愚かな道を選ばずに、どうか最高の青春を送ってくれ」そんなメッセージを真摯に伝えようと試みた、正しい大人が作った映画。この映画がすべてのティーンエージャーに届きますように!
山内マリコ
作家
自分自身でいることを恐れない男の子と女の子と、その輝きに魅せられた男の子。十代の観客にこのまぶしさを見て欲しい。そして三人の友情がいつまでも続く方法を見つけて、彼らを救い出して欲しい。
山崎まどか
コラムニスト
ティーンのむき出しの感情が妄想と共にほとばしる傑作! 生きやすい世の中のための格言のようなセリフが山盛りで、誰もが考えさせられるはず。そして現代社会の最大の問題は大人の無知にあることを思い知らされる。
よしひろまさみち
映画ライター
※敬称略・順不同